LED・発光ダイオードの照明器具、中小製造業が大手との差別化を図る [社会]
省エネで話題のLED・発光ダイオードの照明器具ですが、中小製造
業が、生き残りをかけて、大手との差別化を図る動きがあるようで
す。
LEDが注目されている理由は、小さい・軽い・長寿命なので、消費
電力が小さく、電気代が安くすみ、環境にもやさしいから。
一般家庭では、主に、家庭用照明・LED電球・LEDテレビ・車のヘッ
ドライト・プリンタ等での利用に人気があるようです。
高輝度／パワ-LEDの活用テクニック
発光ダイオード（ＬＥＤ）照明器具を手掛ける中小製造業が大手と
の差別化に知恵を絞っている。電力使用制限令に対応するため工場
やオフィスではＬＥＤ照明への切り替えが進むが、市販品は価格下
落が著しく、体力に勝る大手企業が有利になる。目を付けたのはニ
ッチ市場での生き残りだ。
京成電子（横浜市戸塚区）は自動車部品などに使うＬＥＤ照明が
主力。「量産、市販品を手掛けたら大手には勝てない」（浦賀一郎
専務）ため、特殊用途での販売に力を入れる。
５月に受注したのは、同市瀬谷区にある商店街の街路灯。工事を
含め30セット以上を設置した。消防車などの特殊車両向けも売り込
んでいる。ＬＥＤの熱を逃がすための器具設計、省エネにつながる
使い方など、ノウハウを生かした提案営業に奔走している。
ＬＥＤ事業に参入した15年ほど前は、営業しても興味本位でしか
話を聞いてもらえなかった。それが節電意識の高まりで「食い付き
が違ってきた。どこの会社も身を乗り出して聞いてくれる」。今後
の販路拡大に期待を寄せる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110612-00000042-kana-l14
